2009年10月17日土曜日

グローブの試作。

とりあえずヘルメットを完成させたので、今度はグローブの制作に取りかかっている。いわゆるシステムレイヤーのグローブではなく、プリムでのトライだ。
んが…ほぼモデリングが形になったところで大きな壁にぶち当たっておる^^;;。


今のところ、モデリングとしてはこんな感じ。イメージとしては…グリップスワニー。アウトドアグローブの定番で、ケブラー繊維で縫製されたそれは、縫製のほつれに関しては無償修理を保証していたヘビーデューティアイテムだ。


もちろん、バイク用に適しているロングタイプ(手首を覆うタイプ)を…と思っていたのだが、実際アバターに装着すると手首の動きに対してかなり矛盾が出てくるので、手首部分とての部分を一体にするか分割(手首側は"forearm"に装着)するか、あるいはカフレススタイルにするか…悩みどころである^^;;。




実際バイクに使うのなら…握った状態とか人指し指、中指を出して握った状態とかを作っておいて、ダイアログなりHUDなりから選択、あるいは手動差し替えにしないといけないだろうな。コレもめんどくせぇ(w。

しかし…ブチ当たった壁というのはこれらではない。問題は、手の指そのものの動作だ。

基本的にSLでは、指の動作はアニメーションファイルをアップロードする時に選択できるいくつかのスタイル以外には制御することができない。んで、デフォルトの状態でのアバターの動きをみていると、実は結構指の表情もアニメごとに変えてあるようだ。
そのため、ある形に合わせてグローブを造形しても、アニメによっては指が突き出してしまう^^;;。(SSの赤丸のところに親指が出ている。この時の手の表情は、「広がる」というタイプのようだ)

手のひら側なんかは、このプリムグローブの内側にシステムレイヤーの同色のグローブをつけておけばさほど目立たないのだが、この位置はかなり目立つ^^;;。
試しに拳の状態を作った固定ポーズ(といっても、実際には手のひらから先だけ数値をいじったファイルなので、これを実行した場合は手首以外は普通にデフォルトのアニメが再生される)を再生したところ、とりあえずはうまくいくのだがこの時だけはやはり手を開いてしまう(ポーズが遷移するともとに戻る)。

んで、今度はインビジブルプリムを使ってみた。アバターを消せるやつである。これだと飛び出した指は奇麗に消せるのだが…どうしても体に重なった時に自分の体も切り欠いてしまう^^;;。
靴なんかはあまり自分の体の一部に重なるようなカメラ位置にならないのでまったく気にならないが、この手に関してはかなり気になる。ましてやAOなんかで凝ったポーズを取っている場合は顕著である^^;;。

ということで、現在苦肉の策で、シェイプをいじって手を最小にしている。これだと何もしなくても比較的飛びだして指が目立たないし、うまくやればインビジブルプリムでもいけるかもしれない。
ただ、これだとシェイプが編集可じゃないと対応できないわけだし、大柄な男性アバターだと体の大きさにたいしてかなり手が小さくなるので効果が期待できるが、小さめなアバターだと手のサイズもそう小さくはならないのでけっこう難しくなりそうだ。

む〜、ほぼモデリングは完成しているんだが、こうも制約が多いのはちょっと売り物にはならんなぁ^^;;。
売るとしたら、同時にデモ版を用意して、自分のアバターにきちんとフィットするかどうか確認してもらわないといけないかもしれない。
あぁ、めんどくさ^^;;。

…そういや、ワシが知らんだけかもしれんが、インワールドの商品でプリムグローブってあまり見かけんのだよな。やはりこういう問題があるからだろうか?

2 件のコメント:

  1. 女性用のネイルは同じような苦労があるようですよ~
    握るとプリムは追従せずに浮いちゃいますからね
    プリムグローブで解決策を!期待してます^^w

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  2. soraさん>

    色々と試行錯誤していたのですが、なかなかうまくいきませんね。まぁわしごときがどうこう出来るレベルの話ではなさそう^^;;。
    ま、とりあえずはワシスペシャルって感じで作業を進めて行こうと思います…。

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